ORCAプロジェクトとは
- オープンソースの採用:
- ORCAプロジェクトでは、オープンソースソフトウェア(OSS)を基盤とした医療情報システムの開発を行っています。これにより、システムの透明性や拡張性が確保され、多様な医療機関での利用が促進されています。
- レセプトコンピュータの提供:
- レセプト(診療報酬明細書)の作成と請求業務を効率化するためのオープンソースのレセプトコンピュータ(ORCA)を提供しています。これにより、医療機関は手間のかかる請求業務を迅速かつ正確に行うことが可能になります。
- 地域医療連携の強化:
- 地域の医療機関同士が連携し、患者情報の共有や共同診療を円滑に行えるようなシステムを開発しています。これにより、患者に対してより包括的で連続性のある医療サービスを提供することが可能となります。
- ユーザーサポートとコミュニティの形成:
- システムの導入や運用に関する支援を行うとともに、ユーザー同士が情報交換や技術支援を行うコミュニティを形成しています。これにより、利用者のニーズに即したシステム改良やサポートが実現されています。
具体的なシステムとサービス
- 日医標準レセプトソフト:
- 医療機関が日常業務で使用するための標準的なレセプトソフトウェアで、診療報酬の請求に必要な機能が備わっています。
- WebORCAクラウド版:
- 中核となるクラウドシステムでAWSで提供され、診療情報や患者情報を安全に管理し、各種アプリケーションと連携します。
- 地域医療連携システム:
- 患者情報の共有や地域医療ネットワークの構築を支援するためのシステムです。これにより、診療所や病院間での連携が強化されます。
プロジェクトの意義
ORCAプロジェクトは、医療機関の業務効率化を図るだけでなく、地域医療の質を向上させるための重要な取り組みです。これにより、医療現場の負担軽減と患者サービスの向上が期待されています。また、オープンソースの活用によって、システムの透明性やコスト削減も実現しています。
今後の展望
ORCAプロジェクトは、今後も技術革新と利用者ニーズに応じたシステム改良を続け、さらなる医療業務の効率化と地域医療連携の強化を目指しています。また、新たな医療技術やIT技術を取り入れることで、より一層の医療サービス向上を図っていく予定です。
【ORCAプロジェクトだから可能なプラン】
サーバはUbuntuで構成されるが、クライアントはWindowsだけではなくMacそしてUbuntu等のLinux系でも自由に使い始める事が出来る。またオンプレ型のサーバ型でもディスクトップ型やノート型でも、そしてクラウド型でも、さらにオフライン型でもと多様な切り口を持っている日医標準レセプトソフトでどのような医療機関様でもシステム化は大きく進展可能です。
クラウドで、ローカルで、さらにはオフラインでも実現出来るところから始め方は医療機関様それぞれです。最善のプランを提案させていただきます。
OKです。最速でORCAを立ち上げねばならない医療機関様
OKです。従来型ORCAを既に導入されていて何らかの問題点を抱える医療機関様
OKです。ORCA以外のレセコン(コンバート実績機種一覧)を御使用の医療機関様
ORCAコンバートのご提案(上記コンバート実績機種一覧以外も可能)
富士通/パナソニック/メディコム/東芝/日立/NEC/マックスシステム/ワイズマン/NTT/BML/油井/島津/ナイス/ユニコン/ダイナミクス 他
OKです。医療機関様が独自でORCAをインストールして運営されている医療機関様
【中核を担うWebORCAクラウド版の提供】
1. インフラ管理の効率化
WebORCAクラウド版では、サーバーやソフトウェアのインフラ管理をクラウドサービスが行います。これにより、医療機関は自前でサーバーを管理・運用する必要がなくなり、ITインフラ管理の負担が大幅に軽減されます。
2. コスト削減
クラウドサービスの利用により、初期導入費用やハードウェアの維持管理費用が削減されます。スケーラブルな料金体系により、必要なリソースのみを使用することでコストを最適化できます。
3. セキュリティの強化
クラウドサービスプロバイダーは高度なセキュリティ対策を講じており、データ保護やシステムの安定稼働を確保しています。これにより、医療機関はセキュリティリスクを最小限に抑えつつ、安心してシステムを利用できます。
4. スケーラビリティと柔軟性
クラウドベースのシステムは、医療機関の規模やニーズに応じて柔軟にスケールアップやスケールダウンが可能です。これにより、急な業務量の増加や新たな機能追加にも迅速に対応できます。
5. アクセスの利便性
WebORCAクラウド版はインターネット接続があればどこからでもアクセスできるため、診療所や病院の枠を超えた連携が容易になります。特に地域医療連携においては、複数の医療機関が共同で患者情報を管理・共有することが求められるため、クラウド基盤の利便性が大きく貢献します。
6. 常に最新の機能とアップデート
クラウドサービスを利用することで、最新のソフトウェアアップデートや新機能を自動的に利用できるため、常に最新の医療情報システムを維持できます。これにより、法改正や医療技術の進展にも迅速に対応可能です。
7. バックアップとデータリカバリ
クラウド環境では定期的なバックアップが自動で行われるため、データの紛失リスクが低減されます。また、災害時やシステム障害時にも迅速にデータをリカバリできる体制が整っています。
まとめ
これらの理由から、WebORCAクラウド版はORCAプロジェクトの中核を担う存在となっています。クラウド技術の活用によって、医療機関はより効率的で安全なシステム運用が可能となり、地域医療連携や業務効率化を強力にサポートしています。
医療機関に高額なIT投資を行う時代はORCAの普及と共に終焉を迎えようとしています。高性能で高信頼性のIT設備を共有する新時代の医療ITの形であるクラウド型サービスは経済的に無理と無駄のない形で理想のハードウェアやソフトウェアを提供出来る全国規模の究極のサービスです。
医療機関様は医事会計業務にのみ専念していただける内容でサービスを提供します。価格は全国一律の安心価格での提供をさせていただいております。一番大切なデータは本格的な設備で多重管理されて、オンライン請求と同等レベルのネットワークで接続されます。プロフェッショナルなデータベースサーバ運用と本格的な運用設備と機器が提供される事でバックアップや障害検知などの様々なデータベース機能での高い信頼性が約束されます。オンプレ型で推奨される標準システム構成(サーバー2台構成)やRAID構成なども必要ありません。
【オンプレプランの提供】
クラウド型システムはまだ早いと考えられている医療機関様へ
ハードウェアの導入+ソフトウェアのインストール+メンテナンスORCAサポート(一年間)の一括受託サービスを提供します。ハードの選択内容やサービスの取捨選択で導入価格は大きく違ってきます。ORCAが導入されればクラウドへの移行は容易です。
外部のインターネットに接続しないお客様やサーバを院内に置いて運用されるお客様が対象になります。単純なローカルネットワークで運用可能ですがUPSを使った電源の管理やサーバ室での空調その他サーバの設置場所管理さらには日々のバックアップの方法やセキュリティそしてサーバ管理について細かく配慮する必要があります。その為に日医総研では2台構成を推奨し運用上のトラブル回避を目指すように指導していますがサーバ管理責任者を決めて日々の運用管理において停電やトラブルや故障そしてバックアップへの対応方法を決めて置く必要があります。
クライアントにおいてもセキュリティへの配慮やシステムを最新にする配慮等が求められますがサーバの場合ははるかに面倒な様々な作業が必要になるのでサーバ管理責任者は必須となります。
【各種ORCAサポートプラン】
サポートサービスのみの提供
医療機関様の管理者や医療事務担当者が日医ITを推進する場合
医療機関様が自力導入運用を考えておられる場合にはサポート契約で弊社として以下のサービス(TEL・FAX・Mail他)を提供します。医療機関様の真のIT化を実現出来るように、様々な支援をオーダーメイドで行って参ります。
- 一つではない色々選択出来るハードウェアの導入に関する情報提供
- 簡単に出来る日レセのインストールに関する情報提供とサービス
- 日レセのサポートに関するサービス(システム保守 医事入力インストラクト)
- 医事会計業務/個人情報保護体制に関する安全対策推進サービス
- 月次収納業務/保険請求業務に関するサービス(レセプト点検 オンライン請求)
- ホームページ作成/集客支援/SEO対策に関するサービス
- 日医IT認定システム主任者/日医IT認定インストラクタ 資格取得に関するサービス
■一般の企業様/個人向け/各種ITサービスプラン
オープンソースやクラウドを使った各種システムそしてネットワーク構築を支援
ORCAプロジェクトだけではない快適なITライフを提案してまいります。
- コンサルティング
- IT教育啓蒙
- サーバ/クライアント設定
- 各種周辺機器設定
- インターネット接続設定
- ウィルス・セキュリィテイ対策
- ソフトウェア設定
- 各種データ移行
- バックアップ&リカバリ作業
- Ubuntu導入作業