最終的には日レセ クラウド版に収束する事になると予想されますが、現在サポートされているオンプレ版日レセのOSは以下の3タイプとなっています。

日レセ オンプレ版 Ubuntu16.04 (Xenial Xerus)

Ubuntu16.04 5.0についてはコロナで昨年延長されたが、今回は変更なく今年の9月でサポート終了
サポートが終了する医療機関様は注意が必要である。

Ubuntu16.04 5.1については延長につぐ延長でさらに一年延長され2023年3月までのサポートとなった。

日レセ オンプレ版 Ubuntu18.04 (Bionic Beaver)

最も長い延長期間を与えられたのはUbuntu18.04 5.2で
2023年3月までであったのが何と2024年9月までの一年半の延長となった。
これでUbuntu20.04 5.2のサポート期間のサポート終了と同一となった。

日レセ オンプレ版 Ubuntu20.04 (Focal Fossa)

これらから読み取れるのはコロナパンデミックへの配慮とクラウド化への待った無しのオルカプロジェクトの強い意向である。Ubuntu20.04 5.2がオンプレ版の最終バージョンになるのはほぼ確実ではないだろうかと当方では予想している。OS未定の欄が。。。いやきっと最終バージョンなのだ。

日レセ クラウド版

2021年6月時点ではUbuntu18.04 5.1
クラウド版になればOSのバージョンの違いは気にならなくなるだろう。院内のコストが削減されるだけではなく日本全体IT関連費用の削減そしてもっと大切な事にお金が使われるようになるに違いない。

日本医師会ORCA 管理機構株式会社様より、2021年7月15日の ORCA カンファレンスにおいて日レセクラウドは現在の「Ginbee」より、2022年末までに次世代ORCA「WebORCA」へと変更になることが発表されている。