何にインストールするか?が問題である。インストールを始めるにはコンピュータが必要だ。USBにもインストール出来るし、VirtualBOXやVMplayerを使って、現在使用中のWindows機で仮想サーバを立ち上げる事も出来る。昔はDual Bootなんてのもやったが今私が気に入っているのは「さくらのVPS」である。マシンもない/場所もない/電源もないからである。
USB ORCAも仮想サーバORCAも要するに面倒なのである。もともとサーバなのにいちいち立ち上げねばならない。だったら、何処かにサーバを置いとけという話であるがサーバというのはどうも場所もとるし、電源つけっぱなしで夏になると空調が効いていないのでブンブン音がして煩いのである。とにかくジャマなのである。しかし、マシンもある/場所もある/電源もあるならサーバを置くのも悪くはない。まずはVPSかローカルの選択を行う。あるいはクラウドかローカルかの判断である。
VPSだとお金はかかるが、とにかく自分の事務所の中に存在していないので気にならないし、サーバを増やそうとすれば幾らでも増やせる。停電だ/故障だ/地震だとか面倒な事は全てお任せなので本当に気楽に使えるのである。そして「さくらのVPS」はさくらインターネットでカスタムOSインストールでUbuntu12.04 amd64が用意されている事やISOイメージインストールが出来るからである。そして、この事が実は一番重要であるのだ。「ハードウェアの選定」という作業は実は終わっているのである。
https://vps.sakura.ad.jp/
ローカルにサーバを設置する時はこの「ハードウェアの選定」は大きな問題となる。既にUbuntuがインストールされているマシンを購入するのが一番問題がない。日レセを導入するところまで作業をしたマシンを販売しているところさえある。
https://www.linuxmania.jp/
「ハードウェアの選定」という作業を業者に任せるのである。ただ、この作業を自分でやるという考え方もある。
それには「ハードウェアの選定」という作業を行って、その結果を公表しているところを探す。大手のメーカでもたまに見かける事はあるが再度見に行くと消えてしまっていたりするのであてにならないが、UbuntuというOSをサポートしているカノニカル社のホームページに行くとCertification Hardwareというページがあってメーカ毎にノート/ディスクトップ/サーバでUbuntuをインストール可能なものが掲載されている。ここに掲載されているものであれば最新機種でも安心してインストールを行う事が出来る。HPとDELLの製品が多いが何でもかんでもインストール出来ると思っていると「人柱」になってしまうので注意しよう。
https://www.ubuntu.com/certification/
日医の認定サポート事業所としてはローカルサーバ型の場合、カノニカル社がCertification Hardwareとして認めたサーバを提供する事にしている。しかしながらクラウドORCAで提供されるサーバはその管理されたサーバ施設や電源設備で運営されるものであるのでサーバ自体の性能だけではなく信頼性やセキュリティを考えると時代はクラウドに流れて行くであろう事は疑いようがない。
https://cloudorca.jp/
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